2008年05月22日

ハチワンダイバー 第1話 『負け組が大逆転ダイブ覚醒』

負け組が大逆転ダイブ覚醒


 
菅田健太郎(溝端淳平)は、
賭け将棋を生業とする真剣師(しんけんし)として圧倒的な強さを誇る。それもそのはず、菅田はかつてプロの棋士養成機関である「奨励会」でプロを目指して
いたのだ。そんな菅田の強さは評判となり、やがて対局相手がいなくなる。そんな折、どんな金額でも相手をする“受け師”がいると聞き会いに行くことに。
 菅田が将棋道場を訪ねると、“受け師”は対局中だった。中年男性に勝利したその“受け師”を見て菅田は驚く。それが、年若い美女だったからだ。菅田は、その美女・中静そよ(仲里依紗)に
一局5万円の勝負を頼む。そよはそれを受けると、持ち時間“10分切れ負け”での勝負を提案する。持ち時間の10分を消化した時点で負けというルールだ。
菅田は逆に“5分切れ負け”を提案。そよがそれを承諾し、対局が始まる。それから、7分58秒後――。負けたのは、菅田だった。 
 アパートに戻った菅田はショックから立ち直ると、そよへのリベンジを誓い再び将棋の勉強をしようと意気込む……が、あまりの部屋の散乱ぶりに、目当ての本が探せない。勉強の前に掃除だと気負ってはみるが断念。そこで、清掃代行サービスを頼む。
 
ほどなくして、清掃サービスのスタッフと称してやってきたのは、セクシーなメイド服姿の女性だった。とまどいながらも女性の顔を見た菅田は衝撃を受ける。
そよにそっくりなのだ。菅田は自分と勝負した“アキバの受け師”ではないかと尋ねると、女性は動揺しながら「ご主人様と、将棋などしておりません」と、決
定的な言葉を口にする。菅田は「将棋」とは一言も口にしていないのだ。しかし女性は、自分はメイドだと言って譲らない。それならば、一局指せばわかると
思った菅田は女性を部屋に招き入れ、勝負を挑む。そして、缶に詰まった50万円はあるかという紙幣――全財産を賭けると宣言。すると、女性は承諾し将棋盤
の前に座ると菅田を真っ直ぐに見詰める。その淡々とした視線は、将棋道場で見た“受け師”のものだった。
 
勝負がはじまると、菅田の気合いの入った攻めを女性が受けるという、先ほどと同様の将棋となる。時間が経過するうち、菅田の攻めは完全に女性に受け切ら
れ、再び敗れてしまう。屈辱的な負けを味わった菅田は、うなだれたまま涙を流す。そんな菅田に女性は「ご主人様も、ずい分お強いですよ」とかわいらしく声
をかけるが、ショックで言葉もない菅田を残したまま、缶を抱えて部屋を後にする。
 翌日、全財産を失った菅田は、将棋駒の入った布袋を握り締めると、質屋へやってくる。菅田が手にしているのは、かつての師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)か
ら贈られた駒だ。それは、プロになれなかった者が「奨励会」を退会するときに与えられる“退会駒”だ。命を削って将棋を指してきた自分の、汗と涙が染み込
んだ何より大切な駒を質入れしてしまった。菅田は涙を流し借入金の1万5千円を受け取ると、すぐに返金に来ると主人に告げる。そんなとき、客として来てい
た六車里花(安田美沙子)が菅田を認め、何かを思い出したような表情をし…。
 菅田は再び将棋道場へやってくるが、そよは対局中だった。そんなところへ、以前、対局した真剣師・角田(伊達みきお)のアニキ分の飛鷹(富澤たけし)か
ら20万円の勝負を挑まれる。菅田は所持金が足りないが、飛鷹は強いと評判の菅田を打ちのめしたいだけだから金は後でいいとすごんでくる。菅田が勝負を受
けようか迷っていると、横から「20万」と言って封筒が差し出される。そよだった。そよが菅田の“乗り手”になるというのだ。凄腕で評判の“アキバの受け
師”が菅田の“乗り手”になったのが意外だったのか、飛鷹は表情を引き締める。急展開の事態にとまどう菅田にそよは、勝てば取り分を折半にすると提案。菅
田は、勝負を受けることに。20分切れ負けで勝負がはじまるとすぐに、菅田は飛鷹がかなり強い指し手であることがわかる。
 
実際、10年間真剣師を生業にしている飛鷹は、相当の棋力の持ち主で菅田をリードする。しかし、将棋をはじめて20年でプロを目指していた菅田も、プライ
ドに賭けても負けられない。そんな菅田を「将棋にしがみついているヤツ」と、飛鷹は挑発するように言い、いらつく菅田は次第に追い込まれていく。再び、悪
夢となるのかと思ったとき、そよが菅田の肩に手をかける。その温もりを感じた菅田は、荒い呼吸を沈め目を閉じて深呼吸をはじめる。すると、かつて師匠から
言われた「9×9の81マスの将棋盤に潜るんだ。深く深く深く、この盤に潜るのが将棋指しだ」という言葉がよみがえる。プロにはなれなかったが、将棋が自
分のすべてであると痛感した菅田は今、その言葉の真意をはっきりと認識する。そして、深呼吸がピタリと止まった瞬間、目を開く。菅田が見つめた盤上の駒が
動き出すイメージが脳内を駆け巡り、その動きが加速を続けたとき、再び目を閉じた。すると、菅田は深海のような青く広い空間に沈んでいるのに気づく。どう
やら、81マスのなかにダイブしたようだ。そこには、巨大な将棋盤と光り輝く空間がある。
 “ダ
イブ”から覚醒した菅田は、まるで人が変わったように鋭い指しで攻める。飛鷹も角田も、そよまでもが空気が変わったことに驚きを隠せない。そして、熱く
なった飛鷹は凡ミスをしてしまい、やがて敗れる。菅田は、そよから勝利を告げられるが、心ここにあらずといった様子だ。菅田はあの“ダイブ”の余韻に浸っ
ていた。そんな菅田に飛鷹が名前を尋ねると、菅田は真っ直ぐに視線を返し自分でも無意識のまま、「ハチワンダイバー」と答える。それを見たそよは、微笑み
ながら「……見つけた」とつぶやく。
(公式サイトより引用)



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posted by miracle-yan at 00:47| 第1話を見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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