2008年07月21日

ハチワンダイバー 第10話 『鬼将会ファイナルステージへ突入!』


 菅田健太郎(溝端淳平)は、「鬼将会」大将・桐嶋清十郎(石橋蓮司)が、中静そよ(仲里依紗)の父親だと知り愕然とする。一方のそよは、拳を握り締め、怒りに震えている。桐嶋はそよに、自分が憎ければ将棋で勝負しろと言うと、菅田が名乗り出る。そして、命を賭けた対局が始まる――。
 ところが、あらゆる戦術を吸収し、千手先まで見通せるという桐嶋に、菅田は手が出ない。

 
桐嶋は、この程度の男では自分のいる将棋の高みには届かないと菅田を見下す。するとそよは、桐嶋は高みになんていないと反論。そして、自分は「関ヶ原の対
局」のことを知っているのだと言う。「関ヶ原の対局」とは、18年前、東西の天才棋士が対局した真剣勝負で、関西最強の真剣師に対し、関東からはプロ入り
を控えた桐嶋が選出。桐嶋は1億円を賭けたその勝負に勝利するが、警察に踏み込まれ逮捕されてしまう。当然、プロ入りもなくなり、出所した桐嶋は荒れた挙
句に「鬼将会」を作ったのだ。しかしその後も、将棋に夢中で家族も省みず、病弱だったそよの母・凪(戸田菜穂)は亡くなってしまう。
 それを聞いた菅田は怒りを爆発させるが、桐嶋は、最強の将棋を目指すとはそういうことだと言い、だから、菅田も師匠・鈴木歩人(小日向文世)も
自分を越えられないのだと切り捨てる。鈴木の名前を聞き菅田は驚くが、16年前の凪が亡くなった日、桐嶋が勝利したプロが鈴木だったのだ。信じられない思
いでそれを聞いた菅田は、記憶を払うように駒を指すが、ついに桐嶋に捕らえられ敗れてしまう。激しく動揺した菅田は、椅子から転げるように落ちると這うよ
うに桐嶋の元へ行き、涙ながらに命乞いをする。
すると、桐嶋は、「お前にとって死とは何だ?」という問いに答えられない菅田にある映像を見せる。そこには、鬼将会の農場だという場所が映し出され、死んだと思っていた妹・歩美(大政絢)や、春日兄弟(袴田吉彦/忍成修吾)が生きていた。桐嶋は、彼らの限界を超えさせるために命を賭けるように指示していたのだ。そんな彼らに比べ、覚悟もなく命を賭け、負けた途端に命乞いをする菅田は本物の負け犬で、殺す価値もないと言い放つ。
 その頃、角田(伊達みきお)と飛鷹(富澤たけし)は、月島文郎(渡辺哲)からの情報で、桐嶋が暮らした家でビデオテープを探すが見つけられないでいた。焦る角田は六車里花(安田美沙子)に、助っ人に来てくれるように頼む。

 
鬼将会の建物を飛び出した菅田は、打ちのめされ砂浜に突っ伏していた。するとそよが来て、自分の戦いに菅田を巻き込んだことを謝ると、ここからは自分ひと
りで戦うからと別れの言葉を口にし菅田に背を向けて歩き始める。そんなそよに菅田は、自分はそよに出会えたことで救われたのだから、逃げることなく最後ま
でそよと戦うと宣言する。その言葉にそよもうなづき、ふたりは鬼将会へ戻る。


 
再び現れた菅田とそよにあきれながらも、桐嶋はふたり同時に相手をすると言って、ふたつの将棋盤の前に向かう。桐嶋は千里眼で菅田の手が見えてきたという
が、覚醒した菅田は力強く攻め続ける。一方のそよも、凪の恨みとばかりに激しく指す。そんな中、興奮した菅田は突然、「お譲さんを僕に下さい!」と桐嶋に
切り出す。これにはそよも驚くが、桐嶋にあっさりと却下される。それでも、何度も何度も許しを請ううちに、菅田もそよも将棋の突破口を見つけ出す。そし
て、ついに桐嶋に勝利する。すると、桐嶋はそよに向かい、「もう、寂しい思いはしなくていい」と、苦しそうに告げる。菅田のプロポーズを承諾したのだ。急
に、父親らしいことを言う桐嶋にそよは戸惑う。
 そんなところへ、鬼将棋のお手伝い・御門(ふくまつみ)
来て、角田たちが持ち込んだビデオテープの映像をスクリーンに映し出す。それは、死期が迫った凪が桐嶋に宛てたビデオレターだった。ビデオに映る凪は、誰
よりも将棋を愛していた桐嶋がプロの道を捨てて、そよを救ってくれたことが嬉しかったと語る。さらに、プロでなくても最高の棋士になってほしいという自分
の願いを叶えるために戦う桐嶋をずっと応援していると、夫への深い愛情と感謝があふれるメッセージが流れる。思いも寄らない母の言葉に、そよは困惑する。
すると御門は、そよが1歳の頃に重病を患い、治療のために莫大な費用が必要だったこと、その治療費のために桐嶋が「関ヶ原の対局」を受けたことを明かす。
自分のために、「関ヶ原の対局」を戦い、凪の思いに応えるために鬼将会を作ったのだと知ったそよは、すべての誤解を解き、父親の元へ歩み寄る。そして、
「お父さん」と声をかけると、ゆっくりと手を差し伸べる。桐嶋は穏やかな涙を流しながら娘を見て、自身の手を伸ばそうとする……が、手は交わることなく、
ガクリと落ちる。死の病に冒されていた桐嶋の最期だった。 あまりに突然の父の死に、そよはその場に泣き崩れる。
 
桐嶋の死により、桐嶋自身の夢も、凪の夢も、多くの真剣師たちの夢も終わってしまった。鬼将会もこれで終わりだと、御門がもらしたとき、父の手からこぼれ
落ちた「鬼」の駒を握り締め、そよが言う。「鬼将会は……私が継ぐ」と。メガネを外し、決意の表情を浮かべるそよに、菅田はあまりの驚きで言葉も出ない。(公式サイトより引用)





「ハチワンダイバー 第10話」youku版



posted by miracle-yan at 01:22| 第10話を見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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